近づく西海市議選
「住民の願いを市政に生かして」の声にこたえ、議会でズバリものいえる日本共産党渕瀬さんの議席を
                   「しんぶん赤旗」2005/5/17

 長崎県の西彼杵郡北部五町の合併で一日誕生した、西海市の初めての市会議員選挙(定数二十六・五十二減)が、四月二十四日告示・五月一日投・開票で実施されます。
 今回は第一選挙区(旧西彼、西海、大瀬戸の三町)‖定数二十‖と、第二選挙区(旧大島、崎戸の二町)‖定数六‖に分かれ、日本共産党は第一選挙区にふちせ(渕瀬)栄子候補‖前大瀬戸町議‖を立て必勝を期します。
 日本共産党支部のアンケートでは、市民が新しい議員に望むこととして、「住民の声を聞き議会に届けて」(六三%)、「行政のチェックを」(五四%)、「議会のようすを知らせて」(三二%)がベスト三です。
 住民の声をまっすぐ議会に届けられる人。住民の目線で市政を監視できる人。旧五町の良いところを全市に広げる新鮮な考えで、住民とともに活動できる議員こそ求められています。
 ふちせ候補は三期十年・旧大瀬戸町議として、十五回の「住民アンケート」を実施し、議会で欠かさず一般質問を行い、その都度「大瀬戸民報」などで議会報告を行なってきました。
 住民とともに実現したものは、「三人目の保育料の無料化」や「乳幼児通院助成の四歳児未満までの拡大」(新市でも継続)、「学校施設の補修」など七十八項目にのぼります。
 住民の間では、「今後保育料が上がらないか心配」(西彼)「市役所が遠のくのではないか」(西海)「(新しいトンネルなど)財政が厳しいから合併したのに、一方で税金のムダ遣いとは許せない」(大瀬戸)などの声も強く、「ハッキリ意見を言うのは共産党議員しかない、住民の立場で行政をチェックしてほしい」と期待が高まっています。
 目前に迫った選挙戦。第一選挙区では、三十四人が立候補(前町議二十八人、新人五人、元一人)を予定。かつてなく激しい地域ぐるみ選挙の様相となっており予断を許さぬ情勢です。