西海市議選挙
田村衆院候補と渕瀬町議らが、「住民の声が届く議会を」と、合併市議選での支援訴え
             「しんぶん赤旗」2005/3/27

 長崎県西彼杵郡北部の五町‖大瀬戸町、西彼町、西海町、大島町、崎戸町‖合併で四月一日誕生する、「西海市」の市会議員選挙(四月二十四日告示)を前に、日本共産党南部地区委員会は二十五日、大瀬戸町・瀬戸地区公民館で演説会を開きました。
 人口約三万五千人となる同市は農漁業を中心とする地域。「合併で町や暮らしはどうなるのか」と話す住民ら約七十人が参加しました。
 日本共産党のふちせ(渕瀬)栄子・大瀬戸町議(48歳)‖市議予定候補‖は、保育料の負担軽減など、住民とともにすすめてきた活動や実績を紹介しながら、新市づくりへ「住民の声をまっすぐ議会に届け市政に反映させる議員、市政をきちんとチェックする議員こそ求められます」とのべ、その役割を担わせてほしいと訴えました。
 駆けつけた田村貴昭・衆院比例候補は、「小泉政治の痛みの先に見えたのはいっそうの激痛」と、国民に犠牲を強いる政治を批判。憲法改悪や消費税増税を競う二大政党では暮らしも平和も守れないと日本共産党への支援を呼びかけました。
 浄土真宗の僧侶・西郡均さん(大分県挟間町議)は、日本共産党の宗教政策をわかりやすく紹介しました。
 「ふちせさんの一生懸命さに励まされています」という女性は、「合併には不安があります。五町のみなさんの声を聞きこれまで通りがんばってほしい」と期待を寄せていました。