諫早市で演説会
仁比参院議員と三候補が、「住民サービス低下許さぬ力を」と、合併市議選への支援訴え

                        「しんぶん赤旗」2005/3/1

 長崎県諌早市、同高来町、多良見町など、県央地区・一市五町の合併市議選(四月三日告示)を前に、日本共産党中部地区委員会は二十六日、諫早市内で演説会を開き、市民や支持者ら約百七十人が参加しました。
 諫早湾干拓事業や本明川ダムなど、巨大開発が集中する同市での演説会には仁比聰平参院議員がかけつけ、新・諫早市の今後を決める市議選の意義を強調。議員二十八年のベテラン・木村和俊候補(前高来町議)、女性と子どもの声を代弁する西田京子候補(前諌早市議)、行動力あふれる青年の代表・中野太陽(前多良見町議)と三候補を紹介し、「住民の思いが届く、新市づくりの確かな力を」と、多数激戦の選挙への支援を呼びかけました。
 仁比氏は、憲法改悪や消費税引き上げなどで歩調を合わせる、「自民・民主の二大政党による国民犠牲の政治や、巨大開発のムダ遣いを正す草の根の力が今こそ必要」と熱く訴え。参加者は一言一言にうなずきながら聞き入っていました。
 三候補は、「合併による住民サービス低下を許さない力を」「三十人以下学級実現や国保税、介護保険料引き下げなど、住民の声実現を」と、市議選必勝へ全力を尽くす決意をのべました。
 「合併選挙は本当に大事」と、高来町から参加した女性は、「なれあいでなく本心から一生懸命がんばる共産党の人の姿をみて、こんどは応援しようと思いました」と話していました。