原水爆禁止佐世保協議会(長崎県佐世保市)は七日、同市の四ケ町アーケードで、「いま、核兵器の廃絶を」署名に取り組みました。
 今年二回目となるこの日の行動には九人が参加。山下千秋理事長は、「アメリカも賛成した五年前の核兵器廃絶の『明確な約束』を守らせるため、この五月に核不拡散条約(NPT)再検討会議が開かれ、佐世保からも代表が参加します。被爆県民、佐世保市民の意思を示しましょう」と訴えました。
 小雨降るなかでの訴えでしたが、「寒いのにご苦労さま」といって署名する市民や、「佐世保からも行くんですね」と募金する若い女性の姿も見られました。
 約一時間の行動で、「核廃絶署名」「憲法改悪に反対する署名」に、八十二人から署名が寄せられました。NPT再検討会議はニューヨークで五月二日からで、佐世保からも二人以上が参加することになっています。

NPT再検討会議成功へ、佐世保原水協が「いま核兵器廃絶を」の署名行動

「しんぶん赤旗」2005/2/10