合併強行する香焼町長が失職
 リコール投票で賛成が多数
 1月11日、香焼町で行われた「町長の解職を問う」住民投票で、賛成が多数となり、徳永繁富町長はただちに失職。50日以内に出直し町長選挙が行われることになります。 
 香焼町では町民への約束を破り、徳永町長が長崎市への合併を強行する姿勢をとり、町民や日本共産党が求めてきた「合併の是非を問う住民投票」を拒否しました。
 住民らは「合併推進の町長をリコールする会」を結成。有権者の三分の一以上の署名を集め、町長解職の直接請求をおこない、この日の投票になったものです。
 町長と与党議員団、公明党などは「合併反対は共産町政をつくるため」と反共デマ宣伝を大々的に行いました。これに対して日本共産党は、議員団を先頭にただちに反撃。「町民の暮らしを支える香焼の福祉と教育を守り抜こう」と訴え抜きました。
 投票結果は解職賛成が1233票、反対が1186票でした。
 投票結果を受けて、同会の菅政和代表は、「幅広い町民が力を合わせ、地道な運動を繰り広げた成果。与党多数の中で、リコール成立は大きな意義がある。引き続き、町長選挙勝利のためにがんばりたい」と、会の見解を示しました。
 一夜明けた12日、菅代表と日本共産党の町議団3人はさっそく投票結果の報告を街頭から行い、町長選挙での支援を呼びかけました。
結果を受けてマスメディアの質問を受ける菅政和代表
12日朝、投票の結果を報告する菅代表と丸山(左はし)、津村(左から2人目)、岩橋(右端)の日本共産党町議団。