1月11日、陸上自衛隊に派遣命令が下されたのを受けて、「戦争法に反対する市民の会」のよびかけで、「止めよう!イラクへの自衛隊派兵」長崎市民集会が長崎市内で開かれました。会場の長崎市公会堂前広場には、県労連、自治労連、新婦人、長崎地区労、長崎県職組など幅広い団体と、日本共産党、社民党などから400人が思い思いのプラカードなどを持って集まり、平和への決意を固めあいました。
 主催者のあいさつにつづき、戦争体験者の梅田訓子(のりこ)さん(八十歳)が車椅子に乗って登場。「戦争体験者として止むにやまれず、訴えたい」と切りだし、女学生時代の戦争体験を具体的に語り、「若い人たちにこれからも平和の尊さを訴えつづけたい」と述べ大きな拍手に包まれました。
 被爆者や新婦人などの代表が訴えたあと、「自衛隊のイラク派兵に反対です。ただちに中止してください」などとする集会アピールを採択しました。
 参加者はそのあと長崎市内の繁華街を通り湊公園まで、ピースウォーク。買い物する市民などに、イラク派兵反対を呼びかけました。
 日本共産党の原口敏彦参院候補も参加し、一緒に行進しました。
「戦争はもうイヤだ」うたごえのみなさんの演奏を聴く集会参加者
戦争体験を語り、戦争反対を訴えた梅田訓子さん
ピースウォークする原口敏彦参院候補(中央)
止めよう!イラクへの自衛隊派兵
 長崎市民集会とピースウォークに400人