「この寒さが心配です」と被災者に思い寄せ

長崎健康友の会(長崎市大浦下町)が四日、新潟県中越地震救援バザーを開きました。
 「被災者に私たちができることは…」と話し合い、女性たちが料理の腕も生かしたバザーにしようと計画したもの。
 近所の人たちや、病院帰りのお年寄りたちが、会場の健友会ビル『おしゃべり広場』に次々立ち寄ります。
 お目当ての物品を大きな紙袋に買い求め、おつりをそのまま地震救援募金箱に入れる人。「救援バザー定食」を昼食にし、さらに「手作りチラシ寿司」を注文する人など、売り子もてんてこ舞い。「募金箱はもっと目立つところに置かんば入らんよ」の声も飛んでいました。
 近所に住む多良清子さんは、「新潟は氷点下の冬。私だったら寒さをがまんできるかなと思います。つらいだろうなと心配です。力を合わせてがんばってほしい」と、冬に向かう被災地に思いを寄せて募金していました。
 バザーの収益は全日本民医連を通じて被災者に届けられます。

長崎健康友の会が中越地震被災者のために救援バザー

「しんぶん赤旗」2004/12/07