日米一体化の危険な動き知らせ、大会参加呼びかけ

 「二〇〇四年日本平和大会IN佐世保」を前に、長崎県佐世保市の現地実行委員会(佐世保市平和委員会、佐世保原水協など)は六日、同市の労働福祉センターで、大会成功へ向けた「学習集会」を開きました。日本平和委員会代表委員の佐藤光雄氏が大会成功の意義や特徴について講演、約五十人が参加しました。
 佐藤氏は、核廃絶国際署名の重要性やイラク戦争をめぐる動きについてのべた後、米大統領選直後の大会としても国際的意義があることを強調。「四九%のブッシュ批判はたいへんなこと」と、戦争NOこそ世界の流れであることを繰り返しました。
 日本政府がこれに逆行。自衛隊と米軍の一体化をめざして基地増強を続け、佐世保がイラク戦争遂行の最前線基地となっていると指摘、「事実を直視し、徹底した学習と宣伝で大会成功を」と、取り組み強化を呼びかけました。
 現地実行委員会は、「二人以上誘って『人間の鎖』行動への参加を」などと訴えました。
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 【主な日程】
 2004年日本平和大会in佐世保」の主な日程は次の通りです。
○国際シンポジウム…19日(金)14時−18時▽20日(土)9時−正午、佐世保市民文化ホール
○人間の鎖行動…20(土)13時−15時、島瀬公園に集合
○開会総会…20日(土)16時−19時(アルカスSASEBO)
○動く分科会…21日(日)8時−正午、アルカス近くの広場に集合
○シンポジウム・分科会…21日(日)14時−18時▽シンポ…@セントラルホテルA県北振興局天満庁▽分科会…@E中央公民館内ABCDFGHアルカス内
○閉会総会…22日(月)10時−正午(アルカス) 
 
 分科会では、イラクで人質になった郡山総一郎さん、高遠菜穂子さんの報告も予定されています。詳細のお問い合わせは、現地実行委員会рO956(24)1345。

平和大会佐世保、大会成功へ現地実行委が学習集会
「しんぶん赤旗」2004/11/9
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