香田さん殺害。蛮行許さないと長崎市や佐世保市で街頭宣伝
 2004年11月1日朝、イラクで福岡県出身の香田証生さんが、テロ集団の犠牲になった事件を受け、日本共産党の長崎県委員会と同南部地区委員会は、長崎市役所前で街頭演説を行うとともに、志位委員長の談話を掲載した「民主ながさき」号外を配布しました。(写真上、ビラの写真は中)
 宣伝カーでは山下満昭県委員長、山本誠一、中田剛の両長崎市議がマイクをにぎり訴え。三氏は最初に、「イラクの武装勢力が民間人である香田さんをとらえ、殺害した蛮行は絶対に許せないと」糾弾しました。同時に、イラクがテロ組織の温床になっているのは、米英軍がイラクを侵略し、占領を続け無差別攻撃で多くのイラク市民を犠牲にしているからだと、指摘。アメリカに追随する日本政府の責任も重大だとして、「自衛隊の早期撤退など、イラク政策を抜本的に転換すべきだ」と訴えました。
 出勤中の男性は、わたされたビラを食い入るように読み「本当にむごいことです。自衛隊には1日も早く撤退してもらいたい」と話していました。

 また、佐世保市では山下千秋市議が、ハンドマイクで演説。山下市議は、佐世保市で開かれる日本平和大会への協力も呼びかけました。
(写真下)