10月21日、長崎市で「憲法改悪反対長崎県連絡会」の結成集会が開かれました。この連絡会は、県労連、新婦人県本部、県高教組、長崎県民医連、県商工団体連絡会が結成を呼びかけたもので数十の団体から55人が参加しました。
 集会では最初に、九条の会の結成記念講演会のビデオが上映されました。
 つづいて長崎県革新懇の深町孝郎事務局長が、報告に立ちました。深町氏は、改憲の動きはがアメリカの要求から始まっていること、自民党や民主党、さらに財界などの改憲に向けた動きを詳しく紹介しました。
 同時に、各種世論調査の結果を示しながら、どの調査でも「九条を変えることには反対が過半数。国民の平和を願うエネルギーは非常に大きい」と強調しました。
 そして「九条の会」が発足した意義やそのアピールの重要さをのべ「各団体が草の根から運動を広げよう」と呼びかけました。
 吉野一郎県労連議長が、「連絡会の申しあわせ」と当面の運動方針について提起しました。この中では特に、「長崎県九条の会」が11月3日に開く「発足のつどい」に「連絡会」からも積極的に参加しようということが訴えられました。
 提起を受け参加者が活発に討論し、提案を全員の拍手で確認しました。
 最後に「憲法改悪反対」のために運動をすすめている、諸団体から活動の経験と決意がそれぞれ語られ、「憲法改悪反対に全力を尽くそう」という集会アピールを採択しました。 
憲法改悪反対長崎県連絡会が結成されました