「他人事じゃない」と若者ら

 平和・民主主義・革新の日本をめざす長崎県の会(長崎県革新懇)は三日、長崎市浜町の鉄橋(てつばし)で、「憲法を守る一点で手をつなごう」と訴える宣伝・署名活動に取り組みました。
 同会に参加する諸団体の約十人が、「九条の会」(井上ひさしさんや大江健三郎さんら、日本の著名人九氏)が発表した憲法改悪反対アピールのチラシを配り、「『九条の会』に連帯し、憲法守れの世論と運動を広げよう」と呼びかけました。
 マイクで、「武力で平和はつくれないことはイラクで証明ずみ」「九条は世界に誇る日本の宝」などと訴えると、仕事帰りのサラリーマンや高校生、市民らが、「戦争は絶対いやですから」と異口同音にこたえ、署名活動を激励していました。
 並んで署名の順番を待っていた田口幸佑(22歳)さんは、「テレビを見ていて(憲法問題は)他人事じゃないと思っていました。九条は戦争にかかわること、絶対守らないといけない」といってサインしました。
革新懇が「憲法改悪ノー」で宣伝・署名
「しんぶん赤旗」2004/9/7