「ごくろうさま」と市民の声

 参議院選挙で日本共産党長崎選挙区候補として奮闘した原口敏彦党県政策委員長は十一日、長崎市役所前で街頭宣伝をおこない、寄せられた支援に感謝をのべ結果を報告しました。中田晋介県議、山本誠一、中田ごう、堀江ひとみの各市議も参加しました。
 長崎県で日本共産党が獲得した参院比例代表の得票は三万三千八百五十三票(得票率4.91%)で、昨年総選挙の比例票から三千五百二十五票(同0.32%減)減らしました。選挙区の得票は四万七千五百四十七票でした。
 原口氏らは参院選の結果について、消費税増税や憲法改定など重大問題で「自民党と民主党は同じ流れにあり、対抗軸の日本共産党がのびてこそ政治は変わると訴えたが前進できなかった」と報告。「草の根での活動を強め、公約実現へ決意新たにがんばりたい」と、選挙中の支援に感謝を表明しました。
 通りがかりの市民の間からは、「お疲れでした。もう少しがんばってほしかったですね」と、声をかけて通り過ぎる人の姿も見られました。
 佐世保市役所前では山下千秋市議が宣伝、「残念な選挙結果だったが、党の力を強め、暮らしと平和を守る政治へ全力をあげたい」とあいさつ。出勤中の労働者が「がんばれ」と激励していました。
原口敏彦党県政策委員長らが参院選の結果を報告し支援に感謝
「しんぶん赤旗」2004/7/13