「デモに拍手します」「若い人はたいへんですよ」と市民の声
 自民、公明両党らが史上最悪の年金改悪法と有事関連法の成立を相次いで強行したことに抗議し、長崎県春闘共闘会議と県労連、有事法制に反対する県連絡会は十六日、「怒りの緊急昼休みデモ」を行いました。約七十人が参加しました。
 昼休みの官庁街は、「国会ルールを踏みにじって強行した年金改悪法の実施は中止せよ」「有事法の発動許すな!自衛隊は多国籍軍に参加せず、イラクから撤退せよ」と、怒りのシュプレヒコールにつつまれました。
 バスや信号待ちの市民らは、「小泉さんのやること許せないからデモ行進に拍手します。がんばって」「私たち(年金生活者)もたいへんだけど、若い人はたいへん、もと怒っていい」などと、国民を忘れた政治に批判の声を寄せました。
 デモ終了後の集会で県労連の中島卓磨事務局長は、「今国会は歴史に汚点を残した。国民の声が届く国会へ、参院選で審判を下そう」と訴えました。
「有事法発動、年金改悪法の実施中止」求め昼休みデモ
「しんぶん赤旗」2004/6/18