6月1日の少女殺害事件について、日本共産党北部地区委員会(中尾武憲委員長)と山下千秋佐世保市議は、9日長崎県佐世保市教育委員会(鶴崎耕一教育長)に対し、「二度と悲劇を繰り返さないために、また子どもと親の不安を取り除くために」申し入れを行いました。

山下市議らは、
1、カウンセリングだけでなく、学習環境を変える、文化や芸術鑑賞などもとりいれる。
2、子どもらを長時間拘束し警察への取調べに応じさせたのは教育的に問題があったのではないか。
3、関係者に緘口令を受け止められるような、上からの規制、統制ではかえって心のストレスをもたらし、事件の真相解明の障害になるだけではないのか。情報の共有で一緒に問題解決にあたれるようにすべき。
4、短絡的な教育基本法「改正」論議に組するな、という
4項目を申し入れました。
 これに対し鶴崎教育長は、事件のあった学習室の床や天井だけでなく全面的な改装を行い、その費用は今度の
6月議会に途中からでも補正をお願いする、音楽会などの申し出もあっており、できるだけ行うようにしたい。個人情報保護を別として、情報はすべて公開する。と明確に回答しました。

佐世保市の少女殺害事件で
党地区委員会と市議が教育長に申し入れ