長崎県佐世保市にある米海軍佐世保基地では、現在テロ対策用の工事を進めています。主要な基地ゲートに、車両が逆走して進入することを防止する車止め(剣歯)を敷設するものです。29日にも請け負った工事関係者が敷設工事を行っていました。平瀬のメーンゲートと、針尾住宅、平瀬住宅の出入り口に計6箇所敷設する予定。すでに針尾と平瀬は完成させ、残っているメインゲート前も6月初旬には終わらせるとのことです。

日本共産党山下千秋市議は「最近変な工事をしているなと思っていたが、テロ対策としてこんな警備まで行うようになったことは、米軍がイラクへの侵略と虐待など無法を繰り返し、自らテロの要因をつくりだしてきたからだ。虐待米軍こそが佐世保市民の安全を脅かしている元凶であることがいよいよわかりやすくなってきた」と語っています。

佐世保市の米軍基地でテロ対策用の工事
「しんぶん赤旗」2004/6/5