「私も不満です」などと市民も応援

 自民、公明両党によって、史上最悪の年金改悪法案が衆院委員会で強行採決されたことに抗議し、長崎県春闘共闘会議と県労働組合総連合は四月三十日、「4・m年金法案強行採決許すな!」緊急昼休みデモを行い、官庁街で怒りの声をあげました。
 参加した約八十人の労働者や市民は、手に手に「安心して暮らせる年金を」「消費税増税とんでもない」などのプラカードやのぼり旗を持ち、「年金法案の強行採決許すな。廃案にせよ」「軍事費削って年金にまわせ」などとこぶしをあげ、シュプレヒコールを響かせました。
 バスを待っていた女性Dは、「将来の見通しがたたないことが一番困ります。国民を苦しめることばかりで私も不満です」と、デモに拍手をおくっていました。
 デモ終了後の集会で、春闘共闘会議の横林和徳議長は、「今回の年金大改悪は年金空洞化をさらにすすめ、憲法さえ踏みにじるもの。デモには市民の応援もありたたかいはこれから、職場・地域から年金改悪反対の声をさらに大きく」と訴えました。
「年金改悪の強行採決許すな、廃案に」と緊急昼デモ
「しんぶん赤旗」2004/5/1