「減る一方は困る、生活できる年金に」と市民も応援

 年金大改悪に反対する4・15全国統一行動に呼応して、長崎県春闘共闘会議(横林和徳委員長)と同県労働組合総連合(吉野一郎議長)‖県労連‖は十五日、長崎市内を中心に、早朝宣伝や座り込み、昼休みデモ、集会などに取り組み、「年金大改悪やめよ」と終日声をあげました。
 長崎市の鉄橋(てつばし)と宝町公園では、年金者組合や建設交運労組(建交労)の組合員ら約百人が、朝十時から夕方までの座り込みに参加。「負担増と給付引き下げを押し付け、さらに消費税で追い打ちをかけるなんて許されない」との訴えに、高齢者や市民らがすすんで署名に応じていました。
 市内に住む森唯彦さんは、「年金は下がる一方、何とか給付を生活できるものにしてほしいね」といって署名。
 夫とともに宝町公園で座り込んだ中村信子さんは、「一生懸命納めてきた年金なのに、一方的に引き下げるのはでたらめ、本当に腹立たしい」と話していました。
 この日長崎入りした、日本共産党の九州沖縄キャラバンも激励にかけつけ、原口敏彦参院長崎選挙区候補と田村貴昭北九州市議(衆院比例代表候補)が、「年金改悪反対の声を大きくし政府を追い込もう」とあいさつしました。
「年金大改悪やめよ」と訴え終日行動
                    年金統一行動
「しんぶん赤旗」2004/04/16