千百人前に緒方氏「占領支援の自衛隊に安住の地はない」と撤退求める

 日本共産党長崎県委員会主催の演説会が十一日、長崎市公会堂で行われ千百人が参加しました。国会からかけつけた緒方靖夫参院議員(党国際局長)は、自衛隊の即時撤退を求めるとともに、参院選での日本共産党躍進を訴えました。
 緒方氏は、イラクでの日本人拘束事件について、「『撤退させない』ことだけが明確なアメリカ頼みの政治の無策ぶり」が浮きぼりになり、「イラク中が反米となっている今、占領軍支援の自衛隊には安住の地はない」と、自衛隊撤退の世論を喚起しました。
 また、九十カ国を訪問し野党外交をすすめてきた活動を紹介、「アメリカいいなりの異常な日本の政治を転換し、憲法を活性化させ、暮らしを守る改革を」と、日本共産党への支援を呼びかけました。
 仁比そうへい参院比例代表候補は、今だ解放されないイラクの三人に思いを寄せるとともに、「参院選で何としても(九州での)議席を回復し、長崎の平和の声を生かしたい」と、原口敏彦同選挙区候補とともに日本共産党躍進を気迫を込めて訴えました。
 尾崎杏美さんら青年三人が、「日本共産党躍進こそ青年の声にこたえられる」と、期待の声を寄せました。
緒方靖夫参議院議員迎えた演説会に1100人
「しんぶん赤旗」2004/04/12
原口敏彦さん
仁比そうへいさん
緒方靖夫さん