「平和でないと何もできない」「子どものこと考えると、戦争反対を言わないとね」市民らが署名

 「ホワイトデーに平和の声を」と、有事法制に反対する長崎県連絡会と同長崎市連絡会は十二日、長崎市の繁華街・大丸前で、「イラク派兵反対、自衛隊の撤退」を求める定例の宣伝・署名行動に取り組み、「平和への思いを込めてつくりました」と、手作りましたのピースクッキーを配りました。
 行動には、新日本婦人の会長崎支部の女性たちや長崎原水協など十数人が参加。日本共産党の中田晋介県議も共に訴えました。
 中学一年の子どもを持つ吉村亨子さんは、ピースクッキーを笑顔で受け取りながら、「平和でないと何もできません。子どものことを思うとイラク戦争や自衛隊派兵は絶対やめてほしい。日本はちゃんとした(自主的な)外交をしてほしい」と話しました。
 米英軍によるイラク攻撃開始一年目の二十日、同連絡会は、「戦争法」に反対する市民の会などとともに、イラク占領と自衛隊派兵に反対する集会「WORLD PEACE NOW 3・cナガサキ」を開きます。実行委員会は、多くの市民の参加を呼びかけています。場所・長崎市公会堂前広場。日時・二十日正午開場(オープンマイク)、]時・ピーストークなど、集会後繁華街をパレード。
ホワイトデーに平和の声を 
 長崎市で宣伝と署名
「しんぶん赤旗」2004/03/16