消費税引き上げ反対、増税勢力に厳しい審判を」などと訴え税務署までデモ行進

 3.13重税反対全国統一行動長崎集会(実行委員会主催)は十二日、長崎市大浦町のビューホテルで開かれ、長崎市内と周辺の自営業者約六百人が参加して「消費税大増税を阻止し、国民本位の税制・税務行政実現を」と訴え、長崎税務署までデモ行進して集団申告をおこないました。
 長崎民主商工会の徳永隆行会長は、「税務行政の民主化求め、今こそ民商の力を大きく」とあいさつ。業者からは、「税務調査を受けたが学習を重ねていたので、堂々と怒りをぶつけられた」「民商の役員になって、商売の足もとや社会情勢を見れるようになった」と、民商の仲間とともに元気にがんばってきた活動が報告されました。
 日本共産党の原口敏彦参院長崎選挙区候補は、「国民の痛みを感じることができない小泉政治をいっしょに変えましょう」と参加者を激励しました。
 参加した新聞販売店を営む女性は、「今でも消費税に苦しんでいるのに、免税点を下げたり、税率を二桁にするなど本当に困ります。民商はすぐ相談できるからいいですね」と、元気な発言に耳を傾けていました。
 県内では九カ所で同様の集会が開かれ、約二千五百五十人が参加しました。
重税反対長崎集会に約六百人
「しんぶん赤旗」2004/3/14