日本を戦争する国にさせるな!の声ひろげよう
止めよう!有事法制、市民大集会開く
 
公会堂前広場で開いた集会
香焼の被爆者坂本さん
平和を歌う、うたごえ協議会のみなさん
繁華街をピースウォーク
みなと公園で閉会集会
 5月11日、午後2時から長崎市公会堂前広場で、「戦争法に反対する市民の会」が主催する「止めよう!『有事法制(戦争法)』市民大集会」が開かれ、主催者発表で800人が参加しました。
 参加者が自由に発言するピーストークでは、被爆者、市民、教員など多彩な人たちが意見を発表しました。
 このうち香焼町から参加した被爆者の坂本さんは、「私の人生は原爆によって、完全に変えられてしまった。絶対に自分のようなものを出してはならいない。戦争は絶対にさせないようにしましょう」と訴えました。
 ながさき平和委員会の富塚明さんは、「有事法制がつくられ、現に発動される危険がある。戦争に行くのは、法律を作った政治家や官僚でなく、若者たち。みんなの力で廃案にしよう」と呼びかけました。
 集会のあと参加者は、長崎市のアーケード街を通り、みなと公園までピースウォーク。ビラ、プラカード、うたごえなどで、「戦争反対、有事法制を止めさせましょう」と、通行する市民にアピールしました。
 みなと公園では閉会集会を行い、衆院で強行されるようなことがあれば、直ちに抗議集会を開くこと、日曜日ごとに、集会や宣伝をすることを確認しました。