日本丸
日本丸を見送る市民
出港のあいさつする海王丸
長崎帆船まつり
 15万5千人が参加し29日閉幕
 長崎港で25日から開かれていた、「2003長崎帆船まつり」が29日閉幕しました。
 期間中は15万5千人が長崎港を訪れ、各国から集まった帆船に乗り込み実際の船内を見学するなど、楽しみました。 29日は午後から「出港セレモニー」がおこなわました。日本最大級の帆船、日本丸と海王丸が接岸している桟橋には、約10000人の市民があつまり、別れを惜しみました。
 日本丸と海王丸では、出港を前に練習生80人が、高さ50メートルもあるマストにぼり、長崎市民に感謝をこめ、「登しょう礼」を行いました。
 マストの上の練習生たちは、大きく手を振りながら、「ごきげんよう!」と大声で唱和。港に集まった市民は、大きな拍手で「登しょう礼」にこたえていました。
 このあと、市民の見送りを受け、ゆっくり岸壁を離れていきました。