「今も子どもたちが犠牲に」「原爆の悲惨な光景を繰り返させてはいけない」と、参加者が次々発言。

 米英軍のイラク攻撃で子どもたちの痛ましい姿が日々報道されるなか、戦争法に反対する市民の会の呼びかけで五日、「イラク戦争の即時中止を!4・5WORLD・PEACE・NOW長崎集会」が長崎市公会堂前広場で開かれました。
 ギターを抱えた若者や子ども連れの女性、プラカードを掲げた市民や労働者ら約七百人が参加。歌いながら繁華街をピースウォーク、市民の注目を集めました。
 集会では、「罪もない子どもたちが日増しに犠牲になっている、黙っているわけにはいかない」(六十歳代の女性)、「原爆の悲惨な光景を繰り返させてはならない」(被爆者)、「労働者は平和を守る先頭に」(マスコミ関係)などと十二人が次々に訴え。音楽で平和を訴えた若者たちは、ギターを持ち「今すぐストップ・ウォー」などと歌いました。
 「どうしたら戦争を止められるか学校で話し合った」という小学五年生の娘さんのことを報告した前川美穂さん齶Dは、「なぜ戦争するのと繰り返し聞き、『戦争やめて』の署名をいっぱい集めてきた」とのべ、子どもたちとともに平和を訴えたいと話しました。
 観光中のアメリカ人・デビッド夫妻も飛び入り、「戦争賛成がアメリカの世論ではない。私も平和を愛する」と話し大きな拍手を受けました。
ピースウォークで「イラク戦争即時中止」を訴え