無所属の高村あきらさんが日本共産党推薦で県議選に立候補表明
 昨年の県知事選挙に出馬して、健闘善戦した高村あきらさんは2月14日記者会見し、県議選に居住する大村市区(定数3)から日本共産党推薦の無所属で立候補すると発表しました。
 高村さんは、以下のような見解を
市民に発表しています。
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 私は昨年の知事選挙で、諌早湾干拓事業の受注企業から莫大な献金が知事や自民党県連に渡り、そのことで県政がゆがめられていることを、声を大にして訴えました。
 こうしたことを契機に、長崎県で「政治とカネ」の問題が注目されるようになり、ついには自民党の前県連幹事長が逮捕・起訴され、県議会の前議長も略式命令で失職するという、一大事件に発展しました。大村でも、出身県議や市長のスキャンダルがあいつぎ、腐敗した政治への市民の怒りは大きなものがあります。
 私自身、腐敗政治をなくそうと、県議会に「受注企業からの献金禁止」をもとめて請願書を出しました。しかし、賛成したのは日本共産党の県議だけで自民、公明、民主、社民のオール与党の各党が否決してしまいました。  
 県政の大掃除が望まれています。こうしたときに、大村の議席を知事与党に独占させていいのでしょうか。私は、日本共産党や多くのみなさんと力を合わせ、大村から県政を変えるために全力を尽くします。
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主な経歴

◇一九四〇年十月生れ。
◇一九五九年三月 長崎県立大村高校卒業。
◇一九六三年三月 広島大学文学部史学科西洋史学科卒業。
◇一九六五年四月 長崎県立諌早高校に勤務(〜七五年三月まで)。
◇一九七五年四月 長崎県高等学校教職員組合書記長五期(三四〜三九歳)。
◇一九八〇年四月 諌早高校に復職、その後西彼杵高校、県立ろう学校をへて諌早高校に勤務。
◇一九九七年三月 諌早高校を退職(教職二九年)。
◇一九九七年四月 長崎県高等学校教職員組合執行委員長四期(長崎県高教組最初の離籍専従役員)。
◇二〇〇一年三月 長崎県高等学校教職員組合を定年退職。
◇二〇〇二年一月 長崎県知事選挙に無所属で立候補。
      ○趣味 写真、園芸、音楽・演劇鑑賞。
      ○家族 妻、三男一女。