消費税大増税の合唱やイラク攻撃の危険が続くなか、消費税をなくす長崎の会は二月二十四日、長崎市浜町の大丸前で、通算百二十二回目の街頭宣伝と署名活動を行い、消費税増税反対とともに「アメリカはイラク攻撃やめよ」と訴えました。
 同会の吉田恒雄事務局長らは、「イラク攻撃反対の世論が世界中で沸騰しているのに、日本の政府がアメリカ追従の姿勢をあらわにしているのは許されません。戦争が始まれば日本への『戦費』負担が国民の肩にのしかかります」と訴え、消費税反対の議員を議会に送ろうと呼びかけました。
 市内の六十八歳の女性は、「小泉政権は自民党と公明党でしょ。医療費を引き上げて今度は消費税、本当に腹が立つ。アメリカに何も言えない分を国民にしわ寄せしている」と怒りのやり場がないといった表情でした。 二人連れの青年も、「消費税はいいかげにせろといいたい」と、並んで署名しました。
消費税増税反対、「イラク攻撃やめよ」と訴え
「しんぶん赤旗」3月3日