強襲揚陸艦エセックスが佐世保を出港

佐世保を母港とする強襲揚陸艦エセックスが、2月25日夕刻、長期遠征に向けて佐世保を出港しました。
 
 午後一時立神岸壁を離れたエセックスは民間会社の支援船や警備船などとともに、港中央部に位置する
39番錨地に停泊。前畑弾薬庫から運び込まれた弾薬の積荷作業を終え、さらにLCAC(エアクッション型揚陸艇)三隻を搭載し出港していきました。
 
 行動をともにするドック型揚陸艦フオートマクヘンリーは午前中出港していきました。目的について、米軍は公式には明らかにしていません。しかし、関係者などの話によると、フイリピン、韓国などでの訓練のためといわれていますが、同時に長期にわたる遠征のために情勢いかんでは、イラクにも北朝鮮にもいつでも対応できる態勢であるといわれています。
 
 こうした動きについて、日本共産党山下千秋佐世保市議予定候補は、「イラク戦争反対、査察の延長強化で平和的に解決せよ。佐世保をイラク戦争のために使用させるな」と街頭からの宣伝をおこないました。