長崎県の4師会(医師、歯科医師、薬剤師、看護士)が患者負担増は凍結をと宣伝
              2003年2月18日「しんぶん赤旗」
 医療費の「患者負担増反対!」を訴えている、長崎県歯科医師会、同医師会、同薬剤師会、同看護協会の四師会は十六日、長崎市浜町の鉄(てつ)橋で、「国民が安心して受けられる医療を」と呼びかけるチラシを配り、「サラリーマンの自己負担三割導入の凍結」や「高齢者の自己負担の軽減」を訴えました。
 この日は、県歯科医師会の南幸夫会長を先頭に二十数人の歯科医師や医師らが参加。そろいのタスキをかけて「医療費値上げに反対しよう」と呼びかけました。
 通りがかりの市民が駆け寄って「ごくろうさま」と声をかけたり、チラシを見て「うちの親父もテレビを見て医療費値上げは反対だと話していた」と会話を交わす若者の姿もありました。
 笑顔でチラシを配っていた南会長は、「二割を三割にするのは五割の値上げ、とんでもないことです。多くの人たちに値上げ反対を支持してもらい感謝している。四師会で意見広告を出し、県議会への請願も採択させたい」と、医療改悪反対への思いを話しました。