16日早朝、まだ薄暗い長崎県佐世保港から、巨艦強襲揚陸艦エセックスが静かに出港していきました。今度は追っかけるように崎辺地区駐機場からLCAC3隻が、相次いでものすごい騒音と水煙を巻き上げながら港外で待ち受ける母艦(エセックス)まで自走していきました。佐世保市の測定値では80デシベルをこえるほどでした。明日は(17日)には揚陸艦フオートマクヘンリーが出港する予定になっています。今回の揚陸艦部隊佐世保出港は沖縄で海兵隊を積み込み、太平洋での年次的な訓練をおこなうためで、本格的インド洋派遣は2月中旬以降ではなかとみられています。
 日本共産党北部地区委員会は、これらの動きを市民に伝え、イラク戦争反対の街頭宣伝を佐世保市内で行いました。マイクを握った山下千秋佐世保市議選予定候補は「アフガン市民に続いて、今度はまったく罪のないイラク国民に悲しみを与える、イラク武力攻撃の出撃拠点に、私たちの町佐世保がさせられようとしています。イラク戦争を許しな。問題はあくまでも国連の枠組みで平和的に解決するように世論を強めましょう」と訴えました。

強襲揚陸艦エセックスが16日佐世保を出港 
 党はイラク戦争反対を宣伝