「第二の12.8をつくってはならない」と不戦の誓い新たに
 日本軍の真珠湾攻撃による太平洋戦争開戦から六十二周年目の八日、「長崎の証言の会」や長崎原爆被災者協議会、高校生平和ゼミナールなど七団体による「ナガサキ不戦の集い」が、爆心地公園(長崎市松山町)の「核廃絶人類不戦の碑」で開かれました。
 参加した約六十人は、灯した平和キャンドルと「一言メッセージ」に思いを託し、「第二の[・8を絶対につくってはならない」との決意を新たにしました。
 「証言の会」の鎌田信子さんは、「日本の軍隊が来れば、日本はイスラム教徒全体の敵になる」と、イラクの高校教師から寄せられたメールを紹介。
 活水高校二年の舩津明日香さん(16歳)らは、「長崎に生まれた私たちには原爆や戦争の悲惨さを伝える義務がある。犠牲者の死を無駄にしないよう行動しなければなりません」と不戦の誓いを読み上げました。
「しんぶん赤旗」03/12/11