「どう考えて派兵はおかしい」「署名しなければ」と反対世論の高まりを実感

 自衛隊基地を抱える佐世保市の平和委員会(町田勇会長)と原水爆禁止協議会(山下千秋理事長)は四日、同市の中心街・島の瀬公園で、イラクへの自衛隊派兵中止を求める街頭宣伝と署名行動に取り組みました。
 これは両市民団体が先に、「緊迫した事態であり、二日に一回はイラク派兵反対と憲法九条を守る街頭宣伝を、昼休み時間も利用して実施する」と申し合わせて行ったものです。
 二日に続き、二回目となったこの日の緊急行動にはメンバー七人が参加、「海外派兵許すな」の横断幕を用意したこともあり大きな反応が寄せられ、わざわざ戻ってきて署名する人の姿も見られました。
 市内に住むある男性は、「小泉首相は狂っているのではないか。どう考えても自衛隊が行くのはおかしい。あんたたちにがんばってほしい」と話しました。昼休み時間という女性は、「こんなご時世だから署名しないとね。戦争は反対だから」と言って署名しました。
 また、別の男性は、訴えのマイクの声に合わせて「自衛隊のイラク派兵反対」と唱和。行動に参加した一人は、「反対世論の高まりを実感した」と話していました。
佐世保で「自衛隊のイラク派兵やめよ」と街頭宣伝
「しんぶん赤旗」03/12/06