小泉首相の態度に腹立ちの声次々

 有事法制に反対する長崎県連絡会と同市連絡会は二十七日、長崎市浜町の大丸前で、「自衛隊のイラク派兵に反対する声を急いで大きく」とビラを配り街頭宣伝・署名活動に取り組みました。行動には十二人が参加、約一時間半で二百七十三人から署名が寄せられました。
 「年金を削る一方で、イラク占領支援に五千五百億円もの税金を使うのは許せない」「イラクはどこも危険、自衛隊を派兵するな」などの訴えに、自分の方から寄ってきて声をかける人など、署名する人が切れ目なく続きます。戦争状態のイラクや年金改悪の報道が相次ぐなか、関心の高まりが感じられます。
 「自分の兄さんが戦争に行くのと同じこと。行ってほしくない」(女子高生・十五歳)など若者の署名も目立ちます。
 兄弟の子どもが自衛隊員という正木弘さん(仮名)、「公務員という気持ちで(自衛隊に)入った。子どもがもうすぐ一年生で、自衛隊はもうやめたいと言っている」と話しました。
 また、「人を小ばかにした小泉首相の態度に腹がたつ」という声が何人からも聞かれました。
「イラク派兵反対の声を」の訴えに、署名する人が切れ目なし
「しんぶん赤旗」2003/11/29