消費税をなくす佐世保の会(長崎県佐世保市)は十六日、同市島瀬町の繁華街で消費税増税反対の宣伝・署名を行いました。六人が参加し、一時間半の行動で請願署名が百六十九筆寄せられ、五十一人の入会者がありました。
 先の総選挙で、「深刻な不況に拍車を掛ける消費税増税反対」を打ち出して訴えた影響もあってか、呼びかける前から買い物客らが次々に署名。自分から寄ってきて署名する人が多く、これまでより変化を感じます。
 市民の間からは、「年金はたった五万円、病院代は重い。年寄りに負担ばかり押し付ける小泉首相はけしからん」とか、「大企業や大金持ちには減税するが、病人や年寄り、貧乏人には増税ばかり。消費税はなくしたい税金だ」などの声が出されました。
 また、国民の税金が政党や政治家に分け取りされているとの話から、「政党助成金がその典型、共産党は受け取っていない」というと、「共産党がもらっていないとは知らなかった。公明党も受け取っているとは初めて聞いた。よく勉強しないといけないですね」と対話がはずみました。
「消費税はなくしたい税金だ」などと市民の切実な声
 佐世保市の会が繁華街で署名行動 
         「しんぶん赤旗」03/11/21