新婦人長崎支部が40周年記念集会開く
「新婦人しんぶん」の北村玲子カメラマンが一枚一枚の写真を通し、女性たちの活動の歴史語る


 新日本婦人の会(新婦人)長崎支部は三日、長崎市のブリックホールで創立四十周年を記念する集いを開きました。同支部の活動の歩みを振り返るシンポジウムと、「新婦人しんぶん」の元カメラマン・北村玲子さんの記念講演が行われ、同会会員や読者、市民ら約二百人が参加しました。
 同支部の初代事務局長・福田フジヱさんは、「ベトナム人民支援一円募金から入院助産制度や保育所増設、学童保育所づくりなど、女性たちが要求で集まり、運動を広げていった」と、創立当時の活動を紹介。十一人がその時々の新婦人運動と自らの関わりを生き生きと語りました。
 「時代に生きる女性たち」と題して講演した北村さんは、時代を映し出す一枚一枚の写真に込めた思いを語りながら、「日本の女性たちの活動があったからこそ、平和のためにたたかう新婦人があったからこそ今の時代がある」と語り、大きな共感の拍手を受けていました。
 参加した若い女性たちは、「先輩たちの活動の歴史を知れて本当によかった、いまの時代をがんばりたい」などと話していました。
 日本共産党から堀江ひとみ長崎市議が出席、「女性の要求実現へともに力を合わせましょう」と祝辞をのべました。
しんぶん赤旗」03/11/11