民主党代表
長崎の街宣で諌早湾干拓事業に全く触れず
 民主党の代表が10月31日に長崎県入りし、大村市、長崎市で街頭宣伝しました。
 政権公約で、「ムダな公共事業」のひとつとして「諌早湾干拓…はただちにやめます」と「5つの公約」に明記している同党ですが、どう代表は演説でこの問題に一言も触れませんでした。
 各紙も「代表、諌早湾干拓に触れず」(1日付西日本新聞)、「諫早には触れず」(長崎新聞、同)の見出しで報じました。
 「諌早湾の干潟を守れ」と運動を続けている住民団体の1人は、「長崎に来るたびに『中止』をくり返していたのに」といいます。
 同党の地元幹部の1人は、「あれ(干拓中止)は代表が1人で思っているだけですよ」と本音をもらしていました。
 地元長崎で民主党は、県議会でも市議会でも自民党同じ推進勢力、受注企業32社から3800万円もの献金(2001年までの4年間)を受け取っています。
「しんぶん赤旗」2003/11/02