「教育基本法を生かし、父母・子ども・教職員の声が届く教育行政を」と二十七日、長崎市内の中町公園で「学校にゆとりと働くルールの確立めざす9・27集会」が開かれました。県春闘共闘会議と「高校改革」を考える県民の会が主催したもので、県高等学校教職員組合の組合員をはじめ、県労連や自治労連、私学関係者、新婦人、県革新懇などの代表約八十人が参加しました。
 高教組の横林和徳委員長は、「労働者、地域住民、教育労働者がいっしょに集会を開くことは有意義なこと、相互連帯を深め、みなさんの声が届く教育行政を」とあいさつ。私教連、高教組長崎支部、長崎・少年事件懇談会、県労連の代表が、それぞれの要求実現の決意を表明しました。
 参加者は、「高校の統廃合反対」「三十人学級を」「教育予算を増やし父母負担の軽減を」などと唱和して繁華街までデモ行進し市民の注目を集めました。
 集会では、「地元の存続の声を無視して高校統廃合を決定」し、「金をかけない安上がりの教育行政」を強行する県教委の姿勢を批判するアピールを採択、「県教委への十項目の要求」を決議しました。
教育基本法を生かし、子ども、親、教職員の声が届く教育行政を
 9.27集会が開かれる
「しんぶん赤旗」03/09/30