市民マラソン全国百選に選ばれ人気の高い、「太陽の島・五島列島夕やけマラソン」(福江市など実行委員会主催)が三十日、長崎県福江市の中央公園をスタート・ゴールに行われ、ハーフと五`の部で約千八百人の市民ランナーが出走。八千人を超える応援の家族や市民が会場や沿道を埋めました。
 夕方五時半スタートのハーフマラソンは、五島列島のシンボル鬼岳を一周するコース。かつてない高温多湿の天候がランナーを苦しめる悪条件のもとでのレースでしたが、無数の私設エイドや横断幕、スイカの大サービス、車イスからの掛け声など、途切れることのないあたたかい応援に後押しされ、懸命に走っていました。
 最高齢ランナーの黒川圭二(福江市)さんは八十五歳、日本共産党の地元支部長です。「今が人生」と、朝五時からの体操とジョギングを日課に家事や党活動に大忙しの毎日、今年も五`を完走しました。「走るのが楽しいんです。地元のレースには九十歳位までは出たいですね」と意気軒高でした。
五島夕焼けマラソンに1800人
 最高齢者は共産党の支部長さん
「しんぶん赤旗」03/08/04