58回目の終戦記念日の8月15日、日本共産党長崎県委員会と同南部地区委員会は長崎市内の繁華街数カ所で、街頭宣伝を行いました。
 山下満昭党県委員会書記長と山本誠一長崎市議は、「日本の侵略戦争で国民300万人とアジアの人たち2000万人が犠牲になった。この戦争の反省に立ち、日本は憲法9条は武力の保持と、武力の行使や威嚇を禁止した。ところが、小泉首相は有事法制をごり押しし、イラク派兵法もまで強行した。日本共産党はみなさんと力を合わせて、平和をまもり自衛隊の派遣を許さないために頑張る」と訴え、支援を呼びかけました。
 立ち止まって最後まで聞き入る人や、手を振って応援する女子高生などの姿が見られました。

 佐世保市では、日本共産党山下千秋市議がハンドマイクを使って街頭宣伝を行ないました。山下市議は、中心街四ヶ町アーケード街などで、「悲惨な戦争の体験から、二度と戦争しないと誓ったにもかかわらず、現瞬間でも佐世保を母港とするイージス艦「こんごう」などが、テロ特措法にもとづくインド洋に海外派遣されています。さらに今度はイラク派兵法が成立させられ、戦地に自衛隊を送り込む準備がすすめられるなど、危険な動きが強まっています。いまこそ平和憲法を守る道こそ、歴史の教訓をいかす道ではないでしょうか」と訴えました。聞き入っていた年配の女性は「私の兄は南方で戦死しました。ほんとうに小泉さんがしていることはおかしいですね。」と語ってくれました。

戦争への道許さない
 日本共産党が終戦の日に街頭から訴え