梅雨の季節の雨は、農家にとって大事な恵みの雨|。長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町の山の中腹、美しい棚田が一面に広がっています。
 雨のなか、人の姿もまばらでした。聞こえてくるのは雨の音と小鳥のさせずりぐらいでした。
 ふもとの町や諫早市などの田んぼでは、この日家族総出で大忙しでした。聞けば、棚田では一週間前までに田植えは終わったとか。「気温が下がる山間部はそれだけ田植えも早いよ」と聞き、納得しました。
 いつまでも残したいふるさとの風景です。
田植えを終えた棚田。いつまでも残したいふるさとの風景
「しんぶん赤旗」6月18日