五月三十一日、長崎市内で医療財団法人「健友会」の創立三十周年記念レセプションが行われ、関係者百六十人が集い、その発展を喜び合いました。
 あいさつにたった菅政和理事長は、「一九七二年に大浦診療所が開設され三十年がたった。この間患者の立場に立った医療を続け、一病院四診療所に発展した。長崎大水害や雲仙噴火災害の救援・医療活動などで、長崎民医連が社会的認知を受ける端緒になった。これからも民医連の『医療・福祉宣言』に依拠した医療と活動に尽力したい」と決意を語りました。
 来賓を代表してマイクに向かった長崎大学の斎藤寛学長は、「健友会は患者の立場に立った良い医療をつづけ、さらに核兵器廃絶など平和のための運動にも力を尽くしている。こうしたことが市民の強い支持を受け、今日のように発展してきたことをお祝いしたい」と祝辞を述べ、参加者から大きな拍手が起こりました。
 また、被爆者、地域の代表などがそれぞれの立場から、これまでの健友会との関わりや今後の発展への期待を語りました。
 舞台ではザ・民舞」の踊りやコーラスグループ「花の輪」の合唱も披露され、参加者は親しく懇談しました。
 日本共産党から山下満昭書記長、中田晋介県議、石川悟南部地区委員長らが参加しました。 
長崎大学学長も祝辞
 健友会創立30周年記念レセプション
あいさつする菅政和理事長
祝辞を述べる斎藤寛学長
合唱などを楽しむ参加者
楽しい交流の場があちこちに