「民主長崎県政をつくる会」が
金権腐敗追及緊急報告集会を開催
 12月20日、長崎市内で「民主長崎県政をつくる会」が主催する「金権腐敗追及緊急報告集会」が開かれ、70人の市民が参加しました。
 同会の高村暎代表委員が、「長崎県の金権体質をうち破るために力を合わせよう」とあいさつしました。
 長崎市の柴田朴市議は、長崎市の不正入札事件の詳細を語り、また、伊藤市長の政治資金が「異常に多い」と指摘。今後は市長の責任も追及するつもりと発言しました。
 中田晋介県議は、知事選への不法献金問題を追及した質問で加藤議長が知事に答弁させなかったことにふれ、あるマスコミ関係者が「以前に自民党の幹事長をしていたから、知事より自分を守りたかったのでは」と語っていることを紹介しました。
 最後に日本共産党の小沢和秋衆議院議員の秘書をしている向直也さんが、「政治資金収支報告からみた長崎県自民党の金権構造」と題して報告。
 向氏は、自民党長崎県連の政治資金のうち企業献金の比率が九州の他県にくらべて異常に高いと指摘。 
 金子知事、久間章生衆議院議員の政治資金の集金と配金システムについて、詳細な資料を駆使して解明しました。
 報告のあと、「長崎市の事件で、今後の見通しは」など、参加者から意見や質問が出されました。
高村暎「会」代表委員
柴田朴長崎市議
中田晋介県議
向直也さん
参加者の皆さん
向さん作成の知事や久間氏の政治資金の流れ図はこちらへ
 (エクセルデータです)