「イージス艦をインド洋に派遣するな」と、申し入れを日本共産党と平和団体が海自におこないました。
 6日、日本共産党北部地区委員会と佐世保原水協、平和委員会の3団体が、イージス艦インド洋派遣をやめるよう、海上自衛隊佐世保地方総監部(尾崎道夫総監)に行いました。佐世保原水協山下千秋理事長は、「現在、イラク戦争を回避し平和的解決の努力がなされているなかで、イラク攻撃支援は国際世論に背を向けるもの。イージス艦派遣は集団的自衛権行使にふみこむもので、戦争参加そのもの。アメリカは核兵器使用も選択肢としており、被爆県民が、今度は加害者側に立たされる危険性をはらんでおり、絶対に容認できない」と強く抗議し、派遣計画断念を申し入れました。
 対応した広井豊明総務課長は、「意見はわかりました。内容を検討させてもらいます」と、抗議文を受け取りました。
 行動に参加した朽原明浩原水協事務局長は、「とうとう『戦争にいくな』と直接自衛隊に言わざるを得ない段階にきてしまった。有事法制など絶対に阻止しなければ」と、感想を述べています。
イージス艦派遣するな 海上自衛隊佐世保基地に抗議