空母リンカーンの入港に反対する県民集会が開かれました
8月16日、アメリカの原子力空母リンカーンが佐世保港に入港しました。浦頭平和公園からその巨体が一望できました。積載の戦闘機は臨戦態勢で待機していました。
緊急の入港に抗議する集会でしたが、福岡、佐賀、熊本、大分の代表を含めて400人が会場の浦頭埠頭に集まりました。主催したのは、長崎県労連など労働団体や民主団体で構成する「有事法制反対長崎県連絡会」などです。
 時折突風が吹き、近くにつんである砂が参加者に降りかかるなど悪条件の中、一時間の集会が行われました。
日本共産党の小泉親司参議院議員が、国会報告を兼ねたあいさつを行いました。小泉参議院議員は、被爆地長崎県で開催されるこうした集会は大義あるもの。平和の運動をひろげていこうと呼びかけ、参加者から大きな拍手がおこりました。
集会ではこのあと、現地佐世保市の代表、福岡、熊本、佐賀、大分と長崎県の各代表が意見表明を行い、抗議文を採択しました。そして、沖合に浮かぶリンカーンに向けて、「佐世保への寄港反対」などのシュヒレヒコールをくり返しました。
  集会のあと、党長崎県委員会は佐世保市に宣伝カーをくり出し、深町孝郎県委員長と山下満昭書記長が、「リンカーンの入港に反対し、平和な日本と佐世保をつくるために力をあわせましょう」と、市民に呼びかけました。