「諌早湾干拓共同センター」が地元諌早で集中行動
「しんぶん赤旗」 7月8日付け
諫干中止求め宣伝・署名
共同センターが「三十万署名実現へ地元住民過半数を」と、諫早市で集中行動 

 環有明海住民運動連絡協議会(有明海沿岸四県の団体・個人)の「諌早湾干拓中止と有明海再生」を求める、全国三十万人署名運動の呼びかけに応え、諌早湾の干潟を守る長崎県共同センターと同諫早・北高共同センターは六日、七日の両日、諫早市内での集中署名活動を実施。七日には西諫早地域をいっせいに訪問しました。

 県共同センターの高村暎代表が、「潮受け堤防は有明海の潮汐・潮流を弱め、大きな漁業不振を引き起こしています」と宣伝カーで訴え。その周辺の家々を四組で手分けして訪ね、「元のきれいな干潟と諫早湾を取り戻しましょう」と、質問にも答えて対話しながら署名を呼びかけました。

 多くの家で気持ちよく署名に応じてくれ、「閉め切られたときはショックでした」「心を痛めています。元のようにきれいにしてほしい」「地元(諫早市)は干拓推進といわれるのは心外です。暑いですががんばってください」など、率直な声が多く聞かれました。

 諫早・北高共同センターの宮地昭代表は、「これからどんどん地域や街頭で宣伝・署名に取り組み、地元で住民過半数(五万)をめざしたい」と決意を語りました。