第5次インド洋自衛艦隊派遣に抗議集会開く
 7月1日、長崎県佐世保市の海上自衛隊基地立神桟橋から、同所属護衛艦「あさかぜ」がインド洋に向け、出港していきました。
 米軍によるテロ報復戦争支援のためのインド洋自衛隊艦船派遣は今度で5回目になります。
 降りしきる雨の中、午前10時前、見送りの家族や日の丸をかかげた右翼団体の宣伝船などに、見守れながら、静かに桟橋を離れ港口にすすんでいきました。
 有事法制反対佐世保連絡会の代表15人は、前畑岸壁で午前9時30分から抗議集会を開き、同連絡会の山下千秋代表は「早くも自衛隊艦船派遣が5回目になります。せんじ海外派兵が恒常化され、これに海外への武力行使に道を開く有事法制が策動がつづけられています。『戦争への道』反対の世論を強めましょう」と訴えました。
 富塚明ながさき平和委員会事務局長は「『あさかぜ』は長崎三菱造船所建造されるなど、長崎港も事実上、佐世保海上自衛隊基地の補完基地にされています。ともに頑張りましょう」と連帯のあいさつを行いました。
 集会には中尾武憲日本共産党北部地区委員長もかけつけ、集会参加者を激励しました。