百二十人が昼デモで「医療改悪反対」「有事法制やめよ」と訴え 

 「医療改悪反対、雇用・くらし・いのちを守ろう」と、長崎県春闘共闘会議、県民主医療機関連合会、県商工団体連合会、新日本婦人の会県本部、農民組合県連合会で組織する実行委員会は十二日、長崎市内外で終日「4.12国民総行動」をくり広げました。

 早朝の県内十九カ所でのビラ配りから、宣伝カー八台による街頭宣伝、長崎市・てつ橋での医療改悪反対署名・相談会・野菜無料配布・バザー、ハローワーク前での「働きたいみんなのアンケート」、昼休みデモなどの多彩な活動です。

 昼休みデモには、医療関係など市内の労働者、業者、婦人など約百二十人が参加。要求を書いたゼッケンを付け、「医療改悪反対」「有事法制やめよ」「働くルールの確立を」などと訴え、市役所から県庁までの約一・二`を行進しました。

 「医療改悪許せない」のビラを受け取った市民らから「がんばって」と
声がかかりました。長崎市の病院で理学療法士をしている古川裕さんは、「患者さんの負担が増えますます病院にかかりにくくなるというのは深刻な問題。患者さんが苦しむのを見たくないし、生活を守るためにもがんばりたい」と話し、元気にシュプレヒコールの声をあげていました。
4.12国民総行動
長崎でも宣伝・署名、昼デモなど終日活動
4月13日 「しんぶん赤旗」