二十四日、「SSKによる下請け業者・労働者いじめをなくし、補助金違法取得疑惑をただす会」(世話人代表・山下千秋日本共産党前佐世保市議)は、買い物客でにぎわう佐世保市の中心街、四ケ町アーケード通りで、SSK疑惑真相解明と前田裁判支援を訴える宣伝行動をおこないました。行動には裁判の原告、前田和則さんや「ただす会」のメンバー二十一人が参加し、約一時間の行動でビラ約九百枚を配布しました。
 マイクを握った前田さんや世話人の一人、菊川和信さんは、「世論の力でSSKを強制捜査までは追い込みました。しかし姫野社長は責任を部下に押しつけたり、疑惑隠しをまだ続けています。さらに市民のみなさんのご協力をお願いします」と訴えました。
 前田さんは、「昨日はSSK労組委員長が自分たちもがんばるといってくれた。また別の業者の方が、おかげでSSKの支払いがよくなった、前田さんが立ち上がってくれたおかげだ、感謝している」などの激励が寄せられていることを紹介しました。
 市民の関心は強く、訴えにこたえて七人の方がその場で千円の入会金をそえて「私にもお手伝いをさせてください」と入会申し込みをしてくれました。
 「ただす会」の松尾豊子事務局長はまとめ会議で、「市民の反応は前回よりも強まっている。しかし、たたかいはまだこれからです。次は二十九日の集会を成功させましょう」と、寒いなかでかけつけた参加者を激励しました。
SSKの下請けいじめ許すな
「ただす会」が2回目 の街頭宣伝