高まる日本共産党への期待と関心
住民のくらし守る運動と議会活動を  
 長崎県地方議員研修会を開きました
 2002年2月24日、日本共産党長崎県委員会は、3月地方議会を前に恒例の「議員団研修会」を開き、対馬や五島を含めて県下から地方議員が参加しました。
 午前は深町孝郎県委員長が、今の情勢の特徴や党議員が共産党を強く大きくする運動の先頭に立とうと訴え、これを受け各議員の経験を交流しました。
 午後からは3月議会にどうのぞむか、中田晋介、西村貴恵子の両県議が地方交付金の削減問題、市町村合併、住民要求実現、諌早湾干拓など長崎県の独自の問題などについてくわしく報告し、各議員から各自治体での奮闘ぶりなどが積極的に出されました。
  討議の中で特徴的だったのは、田中外相更迭を境に、日本共産党への期待の広がりです。長崎市の中田剛市議が先日街頭宣伝に出ると、車から、通行人から盛んに手が振られ、「選挙の時のような市民の反応」と言います。南有馬町でも、「共産党の質問はよく調べていて立派」と松永議員が激励されました。香焼町では、保守的な立場の人が佐々木衆議院議員の鈴木宗男代議士の追及ぶりに感心して、「しんぶん赤旗」を購読してくれました。
 同時に、「子どもの就職がなくて困る何とかならないか」、「生活が苦しく一円の余裕もない」、「国保税がこんなに高くなるともう払えない。病院にも行けないし死ぬしかないのか」…など、県民生活が深刻になり、党議員への生活相談が広がつていることもあきらかになりました。
 各議員は、「サービスをきちんと受けると保険料が上がる介護保険は欠陥がある。住民負担軽減に力を尽くしたい」、「市町村の合併は大事なことが隠されている。住民の立場で、デメリットを明らかにして、広く住民に呼びかけたい」…などこもごも決意を表明。住民の要求を取り上げ、運動を広げ、くらしを守るために3月議会で全力を尽くすことを確認しあいました。