34年ぶりの大雪で大混乱

 2001年1月15日、長崎地方は34年ぶりの大雪で昼の積雪は長崎市で17センチにも。交通機関は寸断され、私たちの事務所でも出勤できない人や遅刻する人が続出。
 何しろ34年ぶりということで、長崎市の雪景色をカメラに納めましたので紹介します。
 

繁華街「中央橋」付近
 通勤のバスから見た、長崎市一の中心街「中央橋」付近です。大雪のため、いつもは車や人でごったかえするところですが、さすがに人も車もまばらでした。午前9時頃です。
バスの窓から雪にかすむ街
 県営バスの正面から見た、長崎市茂里町電停近くの様子です。車の通りは極端に少なく、雪に強い路面電車が市民の足として大活躍です。
事務所前も一面雪 
私たちの事務所がここ扇町に移転してから8年になりますが、事務所の前がこんなに雪一面になったのは、もちろん初めてのこと。どこを歩いてもすべりそうで、こわごわと足をすすめました。
 いつもは見られる通勤用のバイクもまったくありません。
 木々も雪に埋もれて 
 事務所の窓から覗いた風景です。まるで、雪国そのもの。長崎でこのような光景が見られるとは、最近は想像だにしていませんでした。
大雪を支えている木の方も、ずいぶんビックリしているのではないでしょうか。
公園で1人雪だるまづくり
 近くの公園も一面雪、また雪。就学前と思える男のが1人、雪だるまづくりに没頭していました。
隣町から、歩いてたどり着いた…
 とある市内の高校では、授業が行われていました。昼ちょっと前に到着したこの生徒達は、何と隣の長与町から歩いて来たというのです。「午後から休講にしたら、許さんぞー」の言葉には実感がこもっていました。
子どもたちは大喜び
 ある小学校の校門前。子どもたちが大きな雪だるまを2つつくっていました。そして、雪を丸めて雪合戦にも興じていました。子どもたちには大雪は何よりのプレゼントだったようです。  
平和記念像も寒そう
平和公園の平和記念像は、昨年改装されました。記念像のウデや頭には白い雪がいっぱい積もり、見るからに寒そうでした。
 平和公園の木々も雪化粧
 平和公園広場も一面、白一色。記念像の後ろにある木々もすっかり雪化粧していました。
雪の中の浦上天主堂
 平和公園近くの観光名所、浦上天主堂の庭もすっかり雪景色。どんよりとした雪空に向けて、2つの塔がそそり立っていました。
雪かきする商店の人たち
 国道沿いの商店の人たちは、お客さんの足元が滑らないように、雪をどけたり、水をかけて溶かしたりとスコップもって奮闘していました。こういう作業も、もちろん34年ぶり?
保育所の雪だるま
 ある民間の保育園。今日は子ども姿も、まばらのようでした。園の門前には、かわいい雪だるまが2つ並んで、子どもたちが登園するのを待っていました。