全国革新懇総会の成功めざして、県の革新懇を大きく
            長崎県革新懇が世話人総会 
 長崎県革新懇(平和と民主主義・革新統一をめざす長崎県懇話会)は4月21日、長崎市で世話人総会を開きました。 
 県高教組、民主商工会、民主医療連合会、民青同盟、自由法曹団、日本共産党などの協賛団体と長崎、島原、佐世保、諌早などの地域から20人余が参加し、活発に論議ました。
 第一部は二人を講師に学習会を行いました。来年は知事選挙もあることから、日本共産党の西村きえ子県議が「金子県政の特徴」について予算の問題点など詳しく解明しました。つづいて、干潟を守る長崎県共同センターの岩井三樹事務局長が「諌早湾干拓の現状と有明海の再生と防災の両立を」を題して報告しました。
 第二部では吉田次雄革新懇事務局長が、「全国革新懇結成20周年とまもなく開かれる第21回全国総会を成功させる」観点から、組織と全国ニュース読者の拡大、地域革新懇づくり、代表派遣募金などについて方針を提起。これを受けて活発に討論しました。
 「地域革新懇を組織する責任を痛感している。県下30自治体に45人の議員がいるので力を発揮したい」(日本共産党)、「駅前でビラを配布していたら、知らない青年三人が手伝ってくれた。諌早湾干拓のビラに保守系議員も、共産党のいうとおり、と言っている。待ちの姿勢でなく、打って出ることが大事」(諌早)、「民主的自治体の首長を呼んで学習会をしたらどうか」(民商)…など発言がつづき、中村豊代表世話人は「いまは、革新懇を大きくする条件が広がっている」と力説ました。
 世話人総会は、吉田事務局長の提起を全体の意思として確認して閉会しました。