衆院2区にふちせ栄子さん

党県委員会が記者会見で発表

 日本共産党長崎県委員会の山下満昭県委員長は、2005年8月9日に県庁記者クラブで会見し、長崎二区の予定候補として、ふちせ(渕瀬)栄子党県国会議員団事務所長を決定したことを発表しました。中田晋介県議も同席しました。

 山下県委員長は、「大瀬戸町議時代に、すぐれた論戦で多くの実績をつくってきた。また、住民の要求実現のために、上京し直接政府に対応を迫るなど、行動力あるためされずみの政治家」と紹介しました。
 ふちせ栄子候補は、「小泉さんは、痛みのあとには幸せが来るといったが、この4年間は痛みの押しつけばかり。また、憲法を変えて戦争ができる国にしようと自民、民主が競い合っているが、絶対に許せない。今の政治を変えるためにがんばっていきたい」と抱負を述べました。
 記者団から選挙区の問題として、諌早湾干拓、長崎新幹線、本明川ダムについてどう思うかと質問がありました。ふちせ栄子候補は「諌早湾干拓は環境を破壊し、多くの漁民を苦しめている。中止させたい。本明川ダム計画は、ダムによらい治水対策は十分可能と思う。利水計画もあいまいでこれも中止させたい。長崎新幹線は、財政がこれだけ厳しいときに、今急ぐ必要はない」と、明確にこたえました。
 ふちせ栄子さんは、大瀬戸町議を3期10年つとめ、この8月から党県委員会の国会議員団事務所長に就任しています。国政選挙へは初挑戦になります。